2015年度ジュニアユース体験練習会内容


我々、京都らくほくFCジュニアユースでは、中学生を対象に活動しています。

新中学1年生の選手募集に伴い、体験練習会を開催させて頂いております。


毎回テーマをもって、クラブがどのようなフットボールを展開し、その為にどのようなトレーニングを行っているのかを段階を踏まえて、戦術の意図や重要性の紹介に加え、その局面を打開する為の技術の使い方や習得を普段我々が取り組んでいる内容を体験して頂いております。

是非この会にご参加ご利用頂ければ幸いでございます。


では、どのような内容かを少しご紹介させて頂きたいと思います。

トレーニングメニュー等は記載致しませんのでご了承下さい。



◆第1回 2014年12月6日(日)

テーマ:ゲームを想定したトレーニングの導入


先ずは、我々がどのようなことをベースにゲームを行うのかを知って頂く為に、ポジションをイメージしたり状況を把握したり出来ることを紹介させて頂きました。


トレーニングは、ポジションをイメージしたボールポゼッションや、ゴールを使ったトレーニングからゲームを行いました。


どのようなことを知ること(戦術的視野の中)で、個人としてチームとしてボールを支配するのかを次回に繋げました。


◆第2回 2015年1月25日(日)

テーマ:ボールポゼッションの基礎基本


個人としてチームとしてボールを失わず、ゲームを支配していく為に、いくつかのPointを知ることで、大きく変化がありました。

身体が大きくてもまた小さくても決して大きなハンデにはなりません。


身体とボールを相手に触わらさないことと、いくつかのパスラインを確保することで解決策をボールプレーヤーに与えることをゲームをイメージしたり想定したりすることを良い習慣にし、そして局面打開を成功させる為の決断力やリズム、技術の使い方をシンプルな形でトレーニングしました。

そのビルドアップからボールポゼッションの先には必ずゴールがあるということですので、コンビネーションパスからのシュート練習で前線への流れも確認出来ました。

そしてゲームでは、リズムよくボールをピッチを最大限に広く使うことで、個人からチームへの拡大へ繋がり、ゲームでは驚くほどに人とボールが動きました。


次回は、前線へのボールの運び方をどのような手段で行うのかに繋げました。



◆第3回 2015年2月1日(日)

テーマ:ボールの仕掛けの運び方


前回までのボールポゼッションを活かしながらボールをどのようにして前線へ運ぶのかを戦術的視野の中から味方や相手の位置関係やスペースの把握をすることで、仕掛けながら運ぶことを前回からのStep upとしてトレーニングしました。


先ずは、前回からの反復による再確認のトレーニングで、ボールポゼッションの基礎基本戦術を整理し、そこで必要な技術や状況確認を取り入れたトレーニングも行うと、前回よりもスムーズなリズムでプレー出来る選手が増えていました。

初めての参加選手も慣れようと一生懸命プレーしてくれていましたし、2回目や3回目の参加の選手には自信も出てきたようで、プレーにリズムが加わり、状況判断もシンプルに早くなってきていたことに驚きました。


ゲームではピッチを最大限広げることで中央のスペースや相手の間隔を広げさせて、支配しながら状況に応じた前線への仕掛けの運びが随所に発揮されていました。


次回は、ゴールを使ったゴール前での攻防をトレーニングし、徐々に局面での厳しさに繋げていきたいと思います。

◆第4回 2015年2月11日(水祝)

テーマ:シュート


今回は、ウォーミングアップからボールポゼッションのパスゲームを前回までの確認事項を入れながら軽く行ってからは、ゴールを使ってシュートやゴールに向かって仕掛けるトレーニングを行いました。


シュートは、コースを振り分けたり、身体の使い方で蹴る力に頼らないことを中心に行い、そこから連続した2v1や、攻守に変化のある2v2に、発展しながらトレーニングしました。

そして、4v4のシュートゲームを行い締めくくりました。


次回はボールポゼッションからのシュートに繋げられるようにゲームストーリーに拘っていきたいと思います。

◆第5回 2015年2月15日(日)

テーマ:リズム

 

今回は、今まで行ってきたボールポゼッションやシュートをリズムを付けてプレー出来るように、様々なリズムに拘ってトレーニングを行いました。

 

ただリズムと言ってもゲームの中では、技術的にも戦術的にもフィジカル的にもそしてテンポにも様々なリズムがあります。

それぞれのトレーニングの中からそれぞれのテンポやリズムを追求し、前回までのトレーニングの反復の中から変化を加えました。

 

ゲームでは、インサイドとアウトサイドの関係、つまり外と中の関係や、パスの長短、動きの緩急などが随所に意識され、素晴らしい展開も発揮出来ていました。

しかし、前回や今回でのトレーニングでもありました2v1や2v2の意図的な駆け引きや仕掛けと崩しに関しては、もっと意識しながら行う必要があります。

ここに関しては、これからもっともっと我々の活動の中で追及していきたいと思います。

 

最後のシュート練習は、前回同様質が良くなり、GKも素晴らしいセーブが何度も発揮されていました。

 

次回は、ラスト2回の体験練習会となりますので、反復トレーニングとゲームを沢山出来ればと思います。

◆第6回 2015年2月28日


テーマ:ゲーム


今回は、今まで行ってきた技術や戦術を使い、守備のコンパクトフィールドの形成による数的同数に持っていくことで強度を上げにいきました。


ゲームを沢山行うことで、ゲームの中でのそれぞれのプレーの重要性を確認しました。


次回は最終回となります。

平日の練習参加も受け付けております。

お陰様で、入会者も続々確定し、春休みからの合流が楽しみになりました。

春休みに新中学1年生の練習試合も予定しています。


ままだまだ受け付けておりますので是非ご参加の程、宜しくお願い致します。